2015年3月24日火曜日

昨日ツバメを見かけました。

聞き覚えのある鳴き方に、

「あれ?」と空を見上げたら、
数羽のツバメが風を切って飛んでいました。

私は「おかえり~」と軽く手を振り。

・・・動物でもなんでも、つい声をかけるくせが・・・(笑)



前回書いた整体の先生のリビング(兼待合室)には、
常に数冊の本が置いてあります。

整体について、呼吸法についてなどなど。

私も待っている間にその中から一冊の本を手にしました。

「安岡正篤 一日一言」(致知出版社)という本。

致知出版社はだいぶ前にほんの少しだけお世話になったことがあり、
「あら、懐かしい」と思ってページを開きますと・・・


《読書して疲れるようではまだ本当ではない。疲れた時読書して救われるようにならねばならぬ》

「うっ・・・💦 」

・・・近頃、少し本開くとすぐ寝ちゃうしなぁ・・・


《ー読んでみてから、いい本だなと思うようでは、そもそも話ならない。感が鈍い》

「うっ・・・💦」

・・・私はいつも感が鈍い状態だなぁ・・・


読んでいた私を見ていた人はきっと、
だんだん「姿勢」がよくなっていくのがよくわかったと思います。(笑)
まるで「あんた、このままじゃだめだろう」と叱られているような気がしたのです。


「パソコンにはいろいろな情報があるけれど、
それはただ『見出し』を見ているようなもの。
少しも自分のものにはならない。
本は読むべきだ」

というようなことを藤原正彦氏がどこかで書かれていたように記憶しています。


老眼鏡にお世話になりながら、
先師先達の方々に本の中でたくさん叱られながら、
いろいろなものが磨けるように本を読んでいきたいと思います。






2015年3月7日土曜日

長年のお付き合い~亜脱臼

満開の梅の花が、
冷たい風に吹かれていかにも寒そうです。

少しずつ散り始めてきましたが、
今度は桜の枝に小さくて固いつぼみが見られるようになりました。

自然界はたしかに「春」を感じて動いています。

梅の花に教えられ、
ウグイスに教えられ、
桜のつぼみに教えられ、
空や雲、そして風に教えられながら、
私達人間も「春」を感じて動けるようになるものなのです。



小学四年生のある日、
私は一人で埼玉県志木市にある伯母の家に遊びにいきました。
駅からバスに乗り、
降車したら2.3分で伯母の家に着きます。

バスを降り、道路を横断しようと走った時、
バスの陰で見えていなかった対向車とぶつかってしまいました。

左側の臀部をしたたかにぶつけ、
いきおいで転がってしまった私を
車から降りてきたおじさんは青い顔をして「大丈夫か?」と聞いてきました。

おじさんもびっくりしたことでしょう。
いきなり目の前に子供が飛び出してきたのですから。

いつも学校で「道路を渡る時は車が来ていないか確認してから渡りなさい」と教わっていたのに、
確認せず渡ってしまった自分が悪いと思ったので、

「大丈夫です」といってそのまま行こうとしました。

おじさんは「いや、病院に行こう」と言って下さいましたが、
知らないおじさんの車に乗ることも怖くて・・・。

「大丈夫です」と言いながら、
逃げるようにして伯母の家まで走っていきました。


伯母にぶつかったところを見てもらったら、
みごとな青あざが左の臀部一面に広がっていました。


でもそれが後々に引きずるようになるとは、
その時は知る由もなかったことです。


左足が少し内側になっていることに気が付いたのは大人になってから。(^-^;

一度股関節炎になり、9度以上の熱を出して病院に行ったことがあります。
その時、レントゲンを撮った時に、
左足の股関節が亜脱臼していたことが分かりました。


足も手も目までも、左側全体が弱くなっているのに気付いたのは、
つい最近のこと。(^-^;

もう治るものではないから、
一生のおつきあいだなぁと思っていました。


ある日、
「川崎にいい整体の先生がいらっゃるから言ってくるといいよ」と教えられ、連れて行ってもらうことにしました。

私の体を見て、
「左側全体の力がだいぶ弱いねぇ」といいながら施術し、
左足強化の体操を教えて下さいました。
右側とのバランスをよくするためです。

そんなに大変な体操ではなく、
毎日続けていくうちに「歩き方が全然違う」と寺院の方々から口をそろえていうようになりました。


何十年も亜脱臼したままの左足。

右側の足や腰は、
それを補うためにだいぶ頑張ってくれていたようです。

右側さんをねぎらうためにも、
左側さんの強化に励みたいと思います。(笑)



















2015年3月1日日曜日

春ひたひたと

温かくなったり、また寒が戻ったり。

その繰り返しをしてだんだんと「春」に近づいてくるのですね。

今年はなかなか「春告げ鳥」の声がせず、
まだかまだかと思っていましたが、
おとといの朝、
ようやく「・・・けっきょ・・・。けっけっ・・・けっきょ」
と、聞こえてきました。

一年近くも鳴いていなかったのですから、
上手に鳴けるまではもう少し時間がかかりそうですが、
ともあれ「春だよー」と告げてくれました。


人間も自然界の一部ですので、
やはり季節の変わり目には「体調の変化」があるようです。
ある整体の先生曰く、
季節の変わり目に体調を崩すのはごく自然のこととか。

風邪を引いたり、お腹をこわしたり。


私も十日ほど前に嘔吐・下痢・発熱の三拍子がそろい、
「春」の体になりつつあるかな。(笑)


 
 
このところの暖かさでどんどん梅の花がほころびました。
 
 
 
 

 
「子供が壊しそうで・・・。ここで飾っていいですか」
 
と、ある檀家さんが持ちこまれたひな人形。
 
 
寺院の子供達はみな「おのこ」ばかりなので、
初のひな飾りとなりました。(笑)
 
私の家も、女三人いたにもかかわらずおひな様はなかったので、
こうして飾られたおひな様を見るのはとっても嬉しいことでした。(*^-^*)
 
 
あちらこちらに「春」が来ています。(^^)/